妙本寺客殿 みょうほんじきゃくでん
千葉県安房郡鋸南町吉浜 元治元年(1864)建立


 中谷山妙本寺は、「保田妙本寺」や「吉浜妙本寺」の通称で知られる。日蓮正宗を経て、現在は単立。山門を入ると右側に客殿、山上に御影堂(祖師堂)がある。客殿は幕末の安政5年(1858)に焼失したため、再建されたもの。向拝にほどこされた彫刻は、安房出身の名工・後藤義光の作品である。なお、当寺は戦国時代、当地を支配する里見氏にとっては東京湾を挟んで相模、武蔵などを支配した後北条氏との最前線にあたり、当寺に関係する古文書からその様子をうかがうことができる。


〔参考〕
〔データ〕撮影:2012年5月19日 作成:2017年8月8日

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