雲峰寺本堂 うんぽうじほんどう
山梨県甲州市塩山上荻原 重要文化財(1949.2.18) 永禄年間(16世紀)頃建立




大菩薩峠の登山口へのほど近くにある雲峰寺は、甲斐武田氏代々の祈願寺であった臨済宗の古刹である。檜皮葺の美しい本堂や庫裏、書院、仁王門などが中世から近世にかけての建築で、いずれも重文指定を受けている。武田氏の遺品が多く残っており、日本最古の日の丸の旗や有名な風林火山の旗などが寺宝として存在している。
〔参考〕 山梨の文化財ガイド(データベース)建造物05(山梨県ホームページ)―雲峰寺の項目
〔データ〕 撮影:2015年11月1日 作成:2017年8月29日

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