鎌倉駅前から若宮大路に出ると桜の並木が両脇に並ぶ少し高くなった参詣道がある。長さは四百五十七メートル。鶴岡八幡宮の参道である。別に置石(おきいし)や作道(つくりみち)とも呼ばれる。そのため現在もこの辺り置石町と呼んでいるのは段葛に由来している。寿永元年(1182)に頼朝が鎌倉都市建設の一歩、また妻政子の安産祈願を祈って造ったものである。この参詣道は昔は由比ガ浜まであったそうだが、明治になり江ノ電や横須賀線などの鉄道敷設によって、大部分が失われた。現在は鎌倉警察付近の二ノ鳥居から赤橋前の「八幡宮前」交差点までが残っている。両脇の桜は大正頃から植え始めたものだという。名前の由来は、かずら石を敷いてつくったものだからだという。ニノ鳥居の付近に石碑がある。


現在の段葛

撮影日:2010年10月27日
鎌倉市雪ノ下2丁目
(鎌倉郡雪下村)

八幡宮前交差点(21号鎌倉街道と204号金沢街道の分岐点) 三ノ鳥居 峰本付近 清川病院付近 三河屋付近
豊島屋付近 ニノ鳥居 ニノ鳥居 狛犬と鳥居 狛犬
狛犬 狛犬と二ノ鳥居 現在の段葛はここで途切れている。

位置

参考文献

稲葉一彦『「鎌倉の碑」めぐり』、表現社、1982年
『かまくら子ども風土記(改訂十版)』、鎌倉市教育委員会、1991年
奥富敬之『鎌倉史跡事典コンパクト版』、新人物往来社、1999年

2011/01/13 UP(画像は追加予定)
2011/01/18 リンク改修(鶴岡八幡宮)
2017/06/04 CSS改修
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