鎌倉駅西口から鎌倉市役所前の道を通って、長谷の方面に進むと鎌倉商工会議所の横に諏訪神社がある。祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)。例祭は8月2日。現在の鎌倉市役所横、市立御成小学校付近は得宗被官諏訪盛重ら一族の屋敷跡と伝える場所で、この諏訪神社も諏訪一族の守護神として邸内に祀られていたという。もともとは御成小学校内にあったが、江ノ島電鉄の開通に伴い現在地に移した。御成の人々はもともと小町の蛭子神社の氏子であったが、鉄道線路による分断もあり、昭和25年(1950)頃から諏訪神社の氏子となった。


御成の諏訪神社

撮影日:2012年1月
鎌倉市御成
(鎌倉郡扇ヶ谷村)

境内 社殿 社殿 社殿 鳥居
鳥居

位置

参考文献

吉田茂穂『鎌倉の神社』、かまくら春秋社、2002年

2012/09/17 UP
2014/08/27 CSS改修
2015/01/22 CSS改修