開山無学祖元の塔所。山号は万年山。もともと無学祖元の塔所は建長寺内にあったが、建武2年(1335)に後醍醐天皇の綸旨により弘安8年(1285)に円覚寺内に建てられた舎利殿をもって無学祖元の塔所となった。この時の舎利殿は応安7年(1374)に火災によって焼失し、現在の舎利殿は太平寺の仏殿を移築したものである。室町時代の禅宗様の代表的な建築で、鎌倉市内唯一の国宝指定建造物である。
正続院
開山無学祖元の塔所。山号は万年山。もともと無学祖元の塔所は建長寺内にあったが、建武2年(1335)に後醍醐天皇の綸旨により弘安8年(1285)に円覚寺内に建てられた舎利殿をもって無学祖元の塔所となった。この時の舎利殿は応安7年(1374)に火災によって焼失し、現在の舎利殿は太平寺の仏殿を移築したものである。室町時代の禅宗様の代表的な建築で、鎌倉市内唯一の国宝指定建造物である。
正続院