片瀬の竜口寺山門前から小道を腰越に向かって少し歩くと法源寺がある。「輪番八ヶ寺(→勧行寺を参照)」の一つ。大町の常栄寺と同じようにここも「ぼたもち寺」というな通称がある。開山は日行上人。文保二年(1218)に創建と伝える。本尊は曼荼羅。他に日蓮上人像や文殊菩薩がある。この寺のあった場所はもともとは竜ノ口の刑場の死骸を捨てた場所だと伝えられている。境内には、本堂の他に日蓮の身を守ったという経一稲荷大善神と祀る経一稲荷堂がある。


本堂


撮影日:2011年5月14日
鎌倉市腰越5丁目
(鎌倉郡腰越村)

入口 入口の石標 参道 境内 経一稲荷堂
本堂 本堂 経一稲荷堂 境内 境内

位置

参考文献

『鎌倉の寺 小事典』、かまくら春秋社、2001年

2011/06/18 UP
2017/01/04 CSS改修
▲非表示